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n house

東京都新宿区。70代のご夫婦は大きな木造住宅に37年間暮らしてきたが耐震性能等の不安や2人住まいになることから、以前住んでいたこともある5軒隣の駐車場として貸していた土地に、新たに住宅を建て替えることにした。
そこは都市部の木造住宅密集地の縁に位置し、幹線道路から一つ中に入った用途地域境、広幅員道路際に壁のように立ち並ぶ建物群のすぐ背後の小さな土地である。
敷地面積77m2、建蔽率60%、容積率100%という限られた面積条件の中で、将来的な住まい方の可変性という要素をも含んだ全体システムの構成を考えることが必要とされた。
2階の寝室は半階分の納戸スペースを上下に挟むことでレベル差をつけ、居室間の距離を確保し、今後の子ども世帯との同居も考慮した。そのズレた居室間と外部との間には、壁と根太によってフレーム化した立体的な縁側のようなスペースを組み込み、そのバッファーを介して光や風がまわり、まちの景色がチラチラと入り込む。                                           
色々な要素をちょうど良い距離に感じさせる立体縁側のようになった吹き抜けの根太は構造でもあり、室内環境を調整したり、建て主が以前から自らやっていた住まいを工夫する手がかりともなっている。

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用途:専用住宅
敷地面積:77.09㎡
建築面積:42.80㎡
延床面積:95.98㎡
構造・規模:RC造+木造在来工法 地下1階 地上2階
竣工:2015年5月

構造設計:森部康志
施工:スリーエフ


Photo:shinkenchikusha

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